【0001】Health~健康について~

 「家庭の医学」という本をご覧になられたことはあるでしょうか?国語辞書のような分厚いものです。その中にはあらゆる身体部位に起こりうる病気の数々が掲載、記述されています。人間は生きている限り、身体の不調、さまざまな病気に大なり小なり直面するものです。それは自分自身や家族、周りの人間すべてです。
 健康とは「単に病気でないというだけでなく、身体諸機能が正常でさまざまな活動が滞りなく行える程度の状態」であるといえます。世の中には我々の力ではどうしようもない重篤な病気がある一方,「食」習慣、「運動」習慣、といった日常の活動いわゆるLIFE-SYTLEに影響を受けた形の疾病に直面します。がん、糖尿病、高血圧、肥満、心臓病・・・裏を返せばこれらの疾病は予防可能であるといえます。
【肥満】
 肥満とは単に体重が多いだけでなく、体に脂肪が過剰に蓄積された状態をいいます。われわれの身体は「水分」「糖質」 「たんぱく質」「ミネラルなどの無機物」「脂肪」によりバランスよく構成されていますがその割合が崩れている、「脂肪」の割合が程度を超えていることをいいます。
 体脂肪の割合は一般に男性で15%前後、女性で22%前後が適正な比率です。判断方法としては、体脂肪測定器を用いる場合や日本肥満学会が推奨している「BMI」という数値を用いる場合があります。加えて、ウェストサイズを測ることは内臓脂肪蓄積、生活習慣病発生リスクとの関係で非常に有用です。
(  )kg÷(  )m÷(  )mあなたのBMI=(      )ここで数値が「25」以上であった人は「肥満」の可能性が高いといえます。
 またウェスト周径囲(         )cm 測定の結果、男性で85cm、女性で90cm以上であれば内臓脂肪の過剰蓄積が疑われ、より高リスクであるといえます。 
 「肥満」であることの問題は何でしょうか?美容上の問題や活動の制限、着たい服が着られないなどが考えられます。しかし、一番の問題は、さまざまな疾病に影響を与えるリスクファクターであるという点です。脂肪過剰蓄積は、インスリン抵抗性を引き起こし、「高血圧」「糖尿病」「高脂肪血症」といった病気を招きます。これらの病気は心臓と脳の疾患を招く動脈硬化を促進する要因となります。「肥満」だけがすべての原因ではありませんが、避けることの出来るリスクです。また、肥満に結びつくような、生活習慣(運動不足・食事習慣の乱れ、ストレス過多・・・)そのものが、各種の疾病を引き起こしているのも事実です。

【糖尿病】
 Ⅰ型とⅡ型に分類されます。多くは後者で生活習慣により予防できるものです。肥満になる、肥満につながるような食習慣がインスリンというホルモンに対する感受性を低下させ、糖の取り込みが悪くなる代謝異常です。日本人を含むアジア系の民族は糖尿病にかかりやすく、厚生労働省の調査によると、700万人が糖尿病患者で、潜在的「予備軍」も同数いると発表されています。
肥満⇒インスリン抵抗性⇒高血糖⇒高血圧・その他の疾患という悪い流れにつながります。また、糖尿病の恐ろしいところは静かに進行し、行き着く先は「腎臓の病気」「網膜の病気」「神経の病気」です。非常に恐ろしい病気なのです。

【高血圧】
 血圧は心臓から送られる血液が動脈にかける圧力のことで、血液の量と血管の抵抗の大きさで決まります。どろどろ血で血管壁に脂肪が付着している状態では血圧は高くなり、心臓に負担をかけることになります。
 高血圧は塩分の取りすぎに注意ということをよく言われますが、野菜や果物、海藻といったカリウムの多い食材が少なく、味が濃く脂っこい食事という「肥満」につながる食習慣が主原因です。ナトリウムのみに気をつけるのではなく全体のバランスを改善しないとプラスには働きません。
 140/90以上が高血圧の診断基準ですが、130/85以上も「要注意」の数値です。120/80よりも低いことが望まれます。
 高血圧も特別自覚症状がないため、徐々に進行していき、心臓や血管に負担をかけ、脳出血や心不全へとつながります。「サイレントキラー」と呼ばれるゆえんです。
 
【高脂血症】
 「総コレステロール値」、「LDLコレステロール」、「中性脂肪」といった血液中の脂質が高い値を示す状態を言います。
 中性脂肪が増えると、「悪玉」であるLDLの性質をより悪くし、「善玉」であるHDLコレステロールを減らとともに、血液をどろどろにします。コレステロールの値は「LDL」が重要で、その値が高い値を示せば、心臓血管系疾患のリスクが高いといえます。「HDL」が増えるとリスクが下がります。肥満者の多くは脂質代謝異常から、中性脂肪の値が高い 傾向にあり、リスクが高まります。

【がん】
 日本人の死亡原因の第1位はガンであることはまぎれもない事実です。非常に身近な病気になりつつあるのです。医療 技術の向上により、もはやガンは治らない病気ではありませんが、予防が第一であることは他の病気と変りありません。
 
「乳がん」は以前、日本の女性には非常に少ないものでした。日本の伝統食が低脂肪を基調としていたためと考えられます。高脂肪食、肥満は乳がんの元といえます。
 「肺がん」は喫煙習慣と関係があります。“ヘビースモーカー”であれ、“ほんのちょっと”しか吸わない人であれすでにハイリスクを背負っています。ビタミンA、C、Eがアンチオキシダント(抗酸化物)として役に立ちますが、喫煙者はハイリスク群に変わりありません。最善の予防策は、今すぐやめるということでしょうか。
  「大腸がん」は男女共によく見られるガンです。 高脂肪で食物繊維をあまり含まない食事がそのリスクを高めます。過剰な胆汁分泌、便通の不調ががんを引き起こす物質を増やしてしまいます。腸内をきれいに保つ食生活が望まれます。
  「胃がん」をはじめ胃の疾患は、ストレスが胃の粘膜にダメージを与えます。多忙な日々を添加物のたっぷり入ったジャンクフードで過ごし、ゆっくりと食事や適度な運動、リラックスの時間が取れない生活はリスクを高めます。 
 巷では「○○がガンに効く」という物質や食品が紹介されていますが、私たちが取り組まなければならないことは、適度な運動、バランスの良い食生活、リラクゼーションの時間の確保といったLife-Styleの質を高めることです。毎日口にする食べ物が私たちの身体を形成しているのです


【肩こり】
 頚部から上背部に感じる不快な痛みやコリなどの不定愁訴を表す言葉です。筋肉の疲労に由来するものから、筋肉不足による頚椎の障害、その他、いわゆる50肩のような機能不全までを含みます。 
 今や一家に一台といわれるパソコンの普及により、多くの職業分野でPC作業を強いられる環境にあります。局所的にしか身体を使わないことで、柔軟性を欠き、血流の不足した状態が「肩こり症状」に拍車をかけます。筋力の低下が重い頭を支えきれず頚椎に大きな負担をかけます。ウォーキングなどの全身運動やストレッチなど、運動を習慣化することで緩和できるものです。
 症状が悪化する前に、予防することが大切ではないかと思います。


【腰痛】
  腰部から下肢に発する痛みや不定愁訴の総称で、さまざまな疾患により痛みを発するものです。椎間板ヘルニアや分離症などが有名な病名ですが、その他、筋肉性のものから神経性のものまで多岐にわたります。
 前述の「肩こり」と同様、下肢、腰背部の筋力・柔軟性不足や姿勢の崩れによって影響を受けます。国民の8割は大小何らかの腰痛症状を感じたことがあるといわれており、2足歩行である人類の宿命であるといわれています。筋力を高めたり、ストレッチを習慣化するなど予防できることはやっておきたいものです。
 

 競技志向のアスリートも、健康向上目的の一般人も「運動」「栄養」「休養」のバランスを適切に保ち、健康的なLife-Styleを築くことが体作りの基本中の基本であるといえます。
パーソナルトレーナー紹介

高津 諭

Author:高津 諭
広島県出身
大阪・兵庫を中心に活動するパーソナルトレーナーです。
「食」「鍛」「整」をキーワードに、引き締まったカラダ=LEANBODYな体作りを実践・指導中。
あなたに適した筋トレの方法と、ダイエットの内容をわかりやすく伝えます。プロポーション改善、健康と競技力向上、目標とする身体作りをサポート

★トレーニング指導暦18年
■NSCA-CPT取得 
■NSCA-CSCS取得
■JFSA-トレーニング指導士取得
■NESTA-パーソナルフィットネストレーナー取得
■JATI-トレーニング指導者取得
■食アスリート協会・ジュニアインストラクター
■健康食育ジュニアマスター
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○GOLD'S・GYM公認パーソナルトレーナー

○株式会社オージースポーツ   パーソナルトレーナー部門プログラムアドバイザー
○スポーツトレーナー協会NESTA JAPAN関西エリアマネージャー

京都産業大学法学部卒業
大学を卒業後、フィットネス業界に入り、90年代に関西エリアでは希少なパーソナルトレーニングを店舗へ導入。
エアロビクス養成コースでのS&Cや専門学校で講師も担当しながら毎月100セッション以上の指導をコンスタントに行っている。
これまでの経歴を雑誌「NEXT」や「フィットネスジャーナル」で紹介される。
協会や大手フィットネスクラブでの指導者養成も手がける。


※)詳しくはCONTENTS内のプロフィールをご覧くださいませ

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